どうも、音響機器レビューをしています。しゅみログです!
TV用のサウンドバーなら、TVも作っている「SONY」製品が良さそう。
ってことで、SONYのHT-S400をレビューしてみました。
サウンドバーで迷っている人は、ぜひ参考にしてください!
さきに本作の評価をまとめると↓
- 低音調整で、ふだん使いでも活躍
- 中〜低音がクリア
- arc非対応のテレビでもOK
- 説明書が読みづらい
- ゲーミングモニターとは接続できない
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HT-S400 概要
- バーの長さ:90cm
- ねじ留め:○
- 接続方法:Bluetooth、光デジタル、ARC用HDMI
- 出力(合計):260W
- 再生モード:ボイスモード・ナイトモード・サウンドフィールド
HT-S400は 有線・無線のどちらにも対応し、3つの再生モードが選べる万能なサウンドバーです。
サブウーファーには100W x2、サウンドバーには80W x2の アンプを搭載。音量はそのままでも、 音がクリアになる印象でした。
ねじでの壁掛けもできます!
配送用の箱は フロントスピーカーが飛び出すような形で、開いたところにPS 5の箱がぴたりとハマるサイズ。
付属品
ワイヤレスリモコン、光デジタル音声コード(1.5m)、単4形乾電池×2、壁掛けテンプレート、電源コード
リモコンはボタンのサイズが大きく、押しやすいです。 単四電池が付属していて、すぐに使えます。
光デジタル用のコードが付属。HDMI接続だとARCに対応していないといけないので、 有線接続の方法が2つあるのはかなり便利。
ARC非対応のテレビでも使えるんだね!
「壁掛けガイド」 と言う、フロントスピーカーと 同じサイズの紙が付属しています。
壁にかける前に、 本体を持ち上げなくても、スピーカーのサイズや位置を確認することができて腰にやさしい。
ポイント | HT-S400 |
---|---|
サイズ | バー:900mm x 64mm x 88mm サブウーファー:192mm x 387mm x 400mm |
入出力 | arcHDMI、光デジタル、Bluetooth、ブラビアリンク(SONY製テレビのみ) |
アンプ | フロント80W×2 サブウーファー100W |
スピーカー構造 | 2.1ch |
スピーカー同士 | Bluetooth接続 |
価格 | ¥38,000 |
外観
全体的に黒色でまとまっており、大型なのに圧迫感を与えないデザインになっています。
サイズは900mm x 64mm x 88mmで、 奥行きが少し長め。
テレビ台に余裕がないとはみ出してしまいます。
重さは約2.4kg。持ってみると「見た目よりは軽いなぁ」といった感じです。
スピーカー表面から文字がライトアップされ、音量や再生モードを確認することができます。
電源や音量など、基本的な操作はスピーカー上部のボタンからもできました。
後にはコードの差込口があります。コードを斜めに挿せるようになっているので、スピーカーの後ろのスペースを確保できるようになっています。
無理なく壁掛けができる!
HT-S400のレビュー
重低音を調節できる ◯
本作の音質を一言で言うと「音量を上げずに音をクリアに」といったところです。
いろいろなゲームや音楽を再生してみて分かったのが、本作で1番便利なのは リモコンの「BASS」ボタン。
ボタン1つで低音のレベルを自分好みに調節できるんですよね。
なので「重低音を楽しみたい音楽」「音のバランスを揃えたいゲーム」などで低音を変調できます。
低音を調整できるって今までなかった!
「BASS」値を3/10くらいにしておくと、 普段使いでも使いやすいようなバランスの取れた音ができます。
自分好みのサウンドを実現できるので、 映画や音楽にめちゃくちゃ没頭できます!
Bluetoothでかんたん接続
HT-S400はスマホ・PCからのBluetooth接続もできます。
音飛びなどもなく、 後に紹介する3つの再生モードにも対応できます。
高品質なサウンドを無線で気軽に再生できるので、
なんとなく掛けた曲でも 聞き入っちゃいました! 笑
- スピーカー上部のBluetoothボタン長押し
- デバイスと接続
ペアリング完了後は、ボタン一つでBluetooth接続できます。
3つの再生モード
ボイスモード
再生される音の中から「声のみを強調」し、セリフを聞こえやすくする機能です。
どちらかと言うと、声以外の音を抑えているような印象でした。
いつものテレビ視聴がより楽しめる機能ですね。
サウンドフィールド
このモードでは、音に包まれるような体験ができます。
使ってみた感覚としては、
- OFFの時は、音が一直線に来ているイメージ
- ONの時は、 スピーカーの後や、左右からも音が溢れているイメージ
聞き比べてみるとかなりの違いがありました。
「スピーカーから音を出してる感」がなく、映画にのめり込んでしまう機能です。
自然な音の広がりが心地いい!
ナイトモード
夜のような、音量を抑えたいときに使う機能。
音量を下げても音がはっきり聞こえるようなモードです。 個人的にはあまり違いは聞き取れませんでした。
PS5との接続
筆者はPS5ゲーマーなので、 いち早くPS5との互換性をチェックしました。
結論から言うと、HDMIや光デジタルでのテレビとの有線接続のみが使えました。
- テレビとスピーカーの有線接続
- Bluetooth接続、ゲーミングモニター経由の接続
PS5 後方のHDMIポートは、モニターとつなぐ必要があるため、スピーカーには使えません。
よって、スピーカーとテレビをケーブルでつなぐ形になります。
出力遅延が少し心配……
ラグが少しあるので、fpsなどスピード重視のゲームには向きではないかと。
また、arc対応のHDMIポートか、光デジタル接続ができる必要があります。
普通のHDMIポートでは、スピーカーが使えないため、ゲーミングモニターでの使用は厳しいでしょう。
テレビ画面でゲームをする人向けですね。
ポイント:説明書が見づらい
音質などに問題がなかったため、そのほかで気になったポイントを紹介します。
それは本作の説明書がとても読みづらいと言うことです。
というのも、説明が1枚の紙にびっしりと書かれているため、読みたい項目を探すのがめんどうなんですよね。
目次などもないため、毎回探すのが億劫なんですよ……
HT-S400はこんな人におすすめ
HT-S400は「 普段遣いにも使える、万能サウンドバー」を求めている方におすすめです。
ゲームで使用する際は、モニターではなく「テレビ派」におすすめ。
光デジタルに対応しているため、arc非対応のテレビでも使えるのがメリット。
低音調整機能により、 映画鑑賞など「ここぞと言う場面」と聞き取りやすさメインの「いつものテレビ視聴」とでベストな音を 使い分けることができます。
HT-S400が「使いやすさ」にも優れているので、 映画も音楽も、きっといつも以上にノれるでしょう。
HT-S400レビューまとめ
HT-S400
- 低音調整で、ふだん使いにも
- 中〜低音がクリア
- arc非対応のテレビでもOK
- 説明書が読みづらい
- ゲーミングモニターとは接続できない
HT-S400では 重低音がボタン1つで切り替えられるなど、 かなりの使いやすさ。
接続方法も多く、使えるシーンが限られないのが かなり優秀。
260Wのハイパワーアンプで、音楽や映画をさらに楽しみましょう!
どうも、しゅみログでした。